保護者の方からのQ&A

Q. 何でもイヤイヤと言ううので困っています‥どうしたら良いのでしょうか?

A.

イヤイヤは子どもの成長の証です。

親子教室「パピー」の時や園庭開放の時に一番多い相談がこの「イヤイヤ」についてです。
大人からすると「わがまま」と思えるこの行動。
保護者の方もどう関わったらいいのか悩まれているようです。
しかし、実はこの「イヤイヤ」は日本だけではなく万国共通の成長の証なのです。

・世界共通で呼ばれる魔の2歳児~「第1次反抗期」

最初の子どもが産まれ、赤ちゃん時代を経験した後、少しは楽になるのかなと思っていたら「何でもイヤイヤ!」駄々をこねて言うことを聞かない第1反抗期に入ります。
赤ちゃん時代の授乳やお世話は苦痛を感じなかったという人でも、このイヤイヤ期に 「正直、手に負えなくてまいっている」「初めての子育てに壁を感じる」と打ち明ける方も沢山います。
あれもこれもイヤイヤ、まるで怪獣のような第1反抗期は、1歳半~3歳頃に現れます。
「魔の2歳児」と世界共通で呼ばれるのも、第1次反抗期のことです。

その子どもによってその度合いや時期は様々、個人差はありますが、日本語を獲得しきれていない1歳半~2歳半くらいまでが一番大変な時期と言われています。
何度か言って聞かせるとわかってくれる子どももいれば、頑としていう事を聞かず、徹底的に反抗する子どももいます。
また、この時期はおとなしかったのに、小学校に入る前に反抗的になる子もいます。

いずれにしろ第1反抗期は、子どもにとって大切な成長過程です。
親にとっても子どもの接し方、叱り方など試行錯誤していく時期になります。
安易な接し方してしまうと、後になり余計手がかかってしまうのこともあるので「反抗=悪いこと」という受け止め方しないことが必要です。

1歳半すぎれば、少しずつ言葉を覚え、おもちゃやお菓子に興味津々。
お店で欲しいのを見つけては買ってあげるまで大声でねだり、泣き叫び、しまいには寝ころんで手足をバタバタ…。
なんて漫画のような駄々のこねかた。「うちの子はわがままで…」と親はほとほと困り果ててしまいます。

確かに大人の目線で言えばわがままの一種かもしれませんが、「欲しい」「遊びたい」と地団駄を踏む子どもは、別の面から見れば強い意欲を持った子どもであり、芯のある子どもと言えるのです。
意欲を上手に引き出しつつ、「すべてが思い通りになるのではなく、少しがまんすることも必要」という事を少しずつ理解していけばベストです。

大人は子どもを静かにさせようとする思う気持ちが働き言う事を聞きすぎてはいけません。
あくまでも決定権は大人にあるのでしっかりけじめをつけてあげましょう。
 
Q. おもちゃの取り合いになるとお友達を叩いたり、お友達をかんだりしてしまいます。
どうしたら良いでしょうか?

A.

保護者の立場から、みんなと仲良く遊んで欲しいと思います。
とは言っても、お友達をたたいてしまったり、お友達が持っているのを奪い取ったり…
たたいたり、かんだりすることには子どもなりの理由があります。
1歳~2歳ぐらいの時期になるとおもちゃの取りあいから喧嘩になることもあります。
この頃は、少しずつ自分の物と人の物の区別がついてくる反面思いどおりにならないと怒ったり、何に対しても反抗する時期と言われています。
また、自分の物がわかるようになっても、「みんなの物」という認識が身につくのはなかなか難しいことです。
順番を持てる、貸し借り出来る、ルールを守る、感情をすぐ爆発させない自己抑制面の発達など3歳半~4歳後半からと言われています。

おもちゃの取りあいは、子ども達が他の人と関わりを持つきっかけのひとつです。
周りの保護者の方が早急に解決しようとせずに、その出来事に付き合ってあげることが子どもの成長になります。
まずは、「貸してほしいの?」「取られちゃったね」など、取ったほうも取られたほうも保護者の方がお互い子どもの気持ちを受け止めてあげる事が大切です。

その後は子どもと一緒に「取ってしまいごめんね」「貸して」など保護者の方が子どもの気持ちをくみとってあげましょう。

自分の気持ちをわかって貰えたという経験の積み重ね。
自分の気持ちを言葉にしてもらう経験の積み重ねが大切です。
大人が言葉にして代弁してあげて、子どもの気持ちを受け止め、子どもは『自分の思いをわかってくれている』という安心感で、気持ちにも少し余裕ができ、友達の関わりもかわってきます。

また、保護者の方が全て仲立ちするのではなく子ども同士で学ぶこともあるので『見守りながら』待ってあげる事も必要です。
保護者の方同士が話す機会を持っても良いかも知れませんね。

いろいろな経験の積み重ねで子どもは大きく成長していきます。
この時期に、子どもの気持ちをくみとりながら関わっていくことで子どもの中に『頑張る』という気持ちが生まれて次へのステップになります。
 
Q. 夜眠るのが、22〜23時になります。何時に寝かせたら良いのでしょうか?

A.

①成長ホルモンとは…?

子どもの成長にもっとも重要である『成長ホルモン』
『成長ホルモン』は昼間起きている時より、眠っている午後10時~午前4時の間に多く分泌され、夜中2時に分泌量がピークを迎えます。
この『成長ホルモン』は骨や筋肉の成長を促したり、体脂肪を分解したりと子どもの成長を促してくれます。

睡眠時間が短かかったり、睡眠が途中で妨げられたりすると『成長ホルモン』の分泌が悪くなり、健康な体を作りだすことが出来ないと言われていますので、しっかりと「睡眠」をとることが大切になってきます。
『成長ホルモン』は一生分泌され、肌を健康にしたり、体調を整えたりする意味でも大人もしっかりと睡眠をとらなければいけません。

②ベストは8時台!

では、何時に眠らせれば良いのでしょうか?

ベストは8時台。

"深い眠り(ノンレム睡眠)に入った時に『成長ホルモン』は分泌されます。

2歳~5歳では睡眠とってから60~80分と"2歳~5歳では入眠してから60分~80分で深い眠りに入ると言われていますので10時に深い眠りになる為には、遅くても8時~9時には寝ることが大切です。
『成長ホルモン』の分泌を活発に行う為には、眠る時間ではなく、入睡する時間が大事になります。

③深い眠りにする為には

・朝の光を浴びる。
脳の中の体内時計は朝の光を感じることでリセットされます。
人によって異なりますが、だいたい14時間から16時間後に眠たくなるようにリセットされるのです。

・入浴する。
人は、体温が上がった状態から下がるときに眠気を感じます。
手足を温めると、体の表面から体温の放熱が起こります。
これによって、深部の体温が下がっていきます。
その為、就寝前に入浴で体温を上げておく事が寝付きをよくする為に効果的です。

・就寝前に、毎日同じことを習慣的にさせると良いです。
遊びなどで、神経が高ぶっている時よりもリラックスしている時の方が寝付きがよくなります。
絵本を読んであげる、子守唄を唄う、体や頭をさするなど子どもの心を落ち着かせリラックスさせましょう。
 
Q. 間食はどの位食べればいいの?

A.

間食をどれぐらい食べれば良いのかなと思った事はありませんか?
間食の量や時間についてお話したいと思います。

☆食欲は血糖値のリズムが関係しています。

血糖値が下がる→摂食が感知→食欲が出てくる
血糖値が上がる→満腹中枢が感知→食欲が出なくなる

☆夕食前に間食をすると夕食を食べないのではと思った事はありませんか?

血糖リズムを整える為、間食することも必要です。
なぜなら、満腹になったお腹が次に空腹を感じるまでには4時間かかるといわれています。
つまり、昼12時に食事として夕食が6時だとすると摂食中枢が3~4時頃には血糖値が下がります。
夕食時間に血糖値を良い感じにする為にも、間食をして血糖値を少し上げると良いです。

☆さて、どんな食べ物が間食に適しているのでしょうか?

夕食前のおやつの量は1~2歳児100~150キロカロリーくらいの食べ物が良いとされています。
3歳児では200キロカロリーくらいです。
チョコレートのように少量で高カロリーのものはおやつは子どもの気持ちが満たせられない為おすすめ出来ません。
新陳代謝の活発な子どもにとってはたっぷりの水分補給も大事になります。
カロリーを計算して、食べすぎには気をつけ水分補給はお茶をおすすめします。

☆食べ終わっても欲しがる時はあげても良いのでしょうか?

決められた量を上げて下さい。
おやつを食べる時間は5分くらいで食べ終わると思います。
食べてからお腹がいっぱいになったと脳に伝わるまでに20分かかると言われていますがその時間になれば欲しがらなくなりますので、食べすぎには気をつけ決められた量を与えて下さい。
 

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